【中継】石川では死者92人…多数の安否不明者も 輪島市の現在の状況は
能登半島地震の発生から5日目。石川県では亡くなった方が92人になりました。安否不明の方も多くいる中、懸命の救助活動が続いていますが5日夜から一部で雨が降り出し、あす6日は雨が降りやすく、今後、少ない雨でも土砂災害には、十分な警戒が必要です。輪島市門前町から中継です。
◇
はい、私はいま、輪島市門前町にいます。
この地域は大規模な範囲で建物などが崩壊しました。
目の前にある住宅も大きく傾いていて、さらに奥では電線が垂れ下がり道路も大きく崩れてしまっています。
ここ輪島市では県内最多となる55人の死亡が確認されています。
県によりますと、輪島市内には138人の安否不明者がいるということです。
4日の夕方、生存率が著しく低下するとされる72時間を過ぎましたが5日の午前中、消防が倒壊した家屋などを巡回し、逃げ遅れた人がいないか捜索活動が行われていました。
また、物資の不足やライフラインも深刻な状況が続いています。
輪島市には5日朝の時点でおよそ1万3000人が避難所に身を寄せていて、現在も大部分で停電や断水が続いています。
市によりますと、避難生活の維持に必要な発電機やストーブの燃料が不足していて、高齢者の多い中、医療や看護体勢が十分に確保できない状況だということです。
輪島市など奥能登では現在も携帯がつながりにくい状況が続いていて、停電の影響でテレビなどが見られず情報収集が難しいと声を上げる住民もいました。
こうした中、自衛隊によって空路で物資が各地に届けられるなど、あらゆる方法での支援が広がりつつあります。
それでも、厳しい状況は変わらず、避難生活を余儀なくされた方々の不安な生活が今もなお続いています。
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はい、私はいま、輪島市門前町にいます。
この地域は大規模な範囲で建物などが崩壊しました。
目の前にある住宅も大きく傾いていて、さらに奥では電線が垂れ下がり道路も大きく崩れてしまっています。
ここ輪島市では県内最多となる55人の死亡が確認されています。
県によりますと、輪島市内には138人の安否不明者がいるということです。
4日の夕方、生存率が著しく低下するとされる72時間を過ぎましたが5日の午前中、消防が倒壊した家屋などを巡回し、逃げ遅れた人がいないか捜索活動が行われていました。
また、物資の不足やライフラインも深刻な状況が続いています。
輪島市には5日朝の時点でおよそ1万3000人が避難所に身を寄せていて、現在も大部分で停電や断水が続いています。
市によりますと、避難生活の維持に必要な発電機やストーブの燃料が不足していて、高齢者の多い中、医療や看護体勢が十分に確保できない状況だということです。
輪島市など奥能登では現在も携帯がつながりにくい状況が続いていて、停電の影響でテレビなどが見られず情報収集が難しいと声を上げる住民もいました。
こうした中、自衛隊によって空路で物資が各地に届けられるなど、あらゆる方法での支援が広がりつつあります。
それでも、厳しい状況は変わらず、避難生活を余儀なくされた方々の不安な生活が今もなお続いています。