静岡県内で線状降水帯…激しい雨続く レベル5「緊急安全確保」も
台風15号の影響で、静岡県内では局地的に大雨となっています。気象台は、静岡県内で線状降水帯による激しい雨が降り続いていると発表しました。
気象台によりますと、23日午後10時49分、静岡県の中部、西部、愛知県の東部に「顕著な大雨に関する気象情報」を発表。「線状降水帯」による非常に激しい雨が同じ場所で降り続いているとして、警戒を呼びかけています。
この影響で、浜松市と袋井市、磐田市の一部では、市内を流れる川が増水し氾濫の恐れがあるとして、5段階の警戒レベルのうち、危険度が最も高い「緊急安全確保」を発表しています。
また、静岡市など12市町の一部に避難指示を発表しています。
また、気象台は、県内の各地で数年に一度しか発生しないような短時間の大雨を観測したとして、11市町の一部で「記録的短時間大雨情報」を発表しました。
また、御前崎市によりますと、午後9時半ごろ、突風とみられる被害が確認されていて、少なくとも10軒で窓ガラスが割れるなどの被害が確認されているということです。
気象台によりますと、24日は終日断続的に雨が降り続く予報で、今後も土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼びかけています。