橋田壽賀子さん(95)死去 急性リンパ腫
ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」や「おしん」などで知られる脚本家の橋田壽賀子さんが、急性リンパ腫のため亡くなったことが分かりました。95歳でした。
橋田さんは、今年2月から急性リンパ腫で都内の病院に入院。先月には、自宅のある静岡県の熱海市内の病院で治療を続けてきましたが、4日午前、息を引き取ったということです。
橋田さんは、1949年に松竹の脚本部に入社。その後、フリーとなり、1964年に『袋を渡せば』でテレビドラマの脚本家としてデビュー。同じ年に『愛と死をみつめて』の脚本が話題となって以降、『おしん』や『渡る世間は鬼ばかり』など、数多くの優れた脚本を世に送り出し、放送文化の発展や後進の育成に大きく貢献しました。
橋田さんの遺志により、通夜・告別式は執り行わず、「お別の会」なども、行われないということです。