在宅ワークも快適な掃除機 花粉の掃除は?
家にいる時間が長くなると、掃除をする回数も増えてきます。いま、「在宅ワーク」中にも使いやすいなど、新しい機能をもった掃除機が続々、登場しているそうです。
ホームページ上で刻々と進むカウントダウン。0になった瞬間、その商品の詳細が明かされました。イギリスの掃除機メーカー「ダイソン」が、7日から日本で販売を開始した「コードレスクリーナー」です。
ダイソン史上初、360度、自由自在に操作できるヘッドを搭載。隙間や、家具の下などの掃除を手軽に行えます。
おうち時間が増えると、気になる部屋の汚れ。「在宅ワーク」に注目したのが、パナソニックの「ロボット掃除機」です。
パナソニック広報課・山田理沙さん
「音ひかえめ設定ということで、気にならない程度の音で運転ができるようになっています」
ほかに、仕事部屋に入らせない「エリア設定」モードも搭載。パナソニックが行った調査では、在宅ワーク中、「ロボット掃除機」に不安や不満を感じたことがあると答えた人は84%。うるさくて集中できないなど、その多くが「音」に関するものだったということです。
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つらい花粉シーズンに活用したいのが、空気清浄機です。空調機器メーカー「ダイキン工業」は、換気時、花粉を最も効率的に吸い取る、空気清浄機の置き場所をシミュレーションしました。
結果は、空気が入ってくる窓の近くの場所かと思いきや、窓の正面の隅に置いた場合が、花粉を最も多く吸い込んだのです。考えられる理由は――
ダイキン工業 広報・重政周之さん
「向かい側の壁に花粉がぶつかって、左右に散るわけですけど、隅のところに空気の滞留が起こりまして、花粉がすごくたまる状態になる」
最も吸い込み量が少ない場所と比べ、最も多い場所で5.8倍の花粉を吸い込む結果となりました。
では、花粉を効率的に取り除くにはどうすればいいのでしょうか。
ダスキン広報・橋本恵さん
「(花粉を含むホコリは)床に積もっているものが約50%(ダスキン調べ)。(モップなどが)乾いた状態で、そっと取り除くのがホコリ掃除の鉄則」
窓がある1メートル以内、特に床の上を重点的に。花粉を含むホコリが床にへばりつかないように、モップなどは、ぬらさない方がよいということです。
また、ホコリは就寝中や外出中に、床に多くたまるため…。
ダスキン広報・橋本恵さん
「朝起きてすぐの時間や、(家に)帰ってきてすぐのタイミングで、お掃除していただくのがベストなタイミングです」
ダスキンでは、インテリアとしてもおしゃれな、モップクリーナーのレンタルサービスを、先月から開始しました。
こまめに床掃除をすることも、大事だということです。