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ワクチン後発熱やだるさ“高齢者大幅低く”

2021年4月9日 21:40
ワクチン後発熱やだるさ“高齢者大幅低く”

新型コロナウイルスのワクチン接種後、発熱やだるさなどがあった人の割合は、高齢者は、若い年代に比べ、大幅に低かったことが分かりました。

国の研究班による医療従事者を対象とした、新型コロナワクチン接種後の健康観察調査の中間報告によりますと、2回目の接種後に37.5度以上の発熱があった人は、全体のおよそ38%でした。年代別では、65歳以上は9%でしたが、20代では50%で、年代で差がありました。

こうした傾向は、けん怠感や頭痛でもみられました。また、男女でも差があり、頭痛や発熱があった人の割合は、女性では、男性に比べ多くなりました。

一方、厚生労働省の専門家部会では、ワクチン接種の数日後に、死亡した人が4人いたと新たに報告されました。60代と70代の男女で、死因は脳出血と急性心不全、溺死で、専門家はワクチンとの因果関係は評価できないとしています。

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