中学生5.7%「世話している家族がいる」
いわゆる「ヤングケアラー」の厚生労働省の実態調査で、「世話をしている家族がいる」と回答した中学生が5.7%にのぼることがわかりました。
厚労省は、家族の世話や家事を日常的に行う子ども「ヤングケアラー」について、中学生を対象に実態調査をしました。その結果、「世話をしている家族がいる」と回答した中学生は、5.7%で、このうち「きょうだい」の世話が61.8%、ついで「父母」の世話が23.5%となりました。
世話をする父母については、「身体障害」が20.0%で、「精神疾患・依存症」が、17.3%などとなりました。また、「自分の時間が取れない」との回答が20.1%、「宿題や勉強をする時間が取れない」と回答したのは、16.0%などとなりました。