ワクチン優先接種 重い精神疾患等も対象に
新型コロナウイルスのワクチンの優先接種について、厚生労働省は、高齢者の次に基礎疾患がある人の接種を行う予定ですが、この中に重い精神疾患などの患者を含めることを決めました。
厚労省のワクチンに関する専門家部会は、優先接種の対象に、入院している精神疾患の患者や、精神障害者保健福祉手帳を所持している人などや療育手帳を持っている知的障害者を新たに追加することを了承しました。
海外では、こうした人は、コロナへの感染リスクや感染後の入院や死亡のリスクが、上昇するという報告があるということです。
新型コロナワクチンの優先接種は、高齢者の後、基礎疾患がある人として、呼吸器、心臓、腎臓などの13種類の病気の人と、肥満の人を対象に行われることが既に決まっています。