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東京“優先接種”10万人分のワクチン確保

2021年2月27日 1:29
東京“優先接種”10万人分のワクチン確保

東京都は、医療従事者への新型コロナウイルスワクチンの優先接種について、都内の対象者をおよそ60万人と想定し、このうち10万人分のワクチンが確保できたと発表しました。

東京都によりますと、新型コロナウイルスワクチンの優先接種の対象は、医師や看護師のほか、救急隊員や保健所の職員などおよそ60万人を想定していて、ワクチンを保管するためのディープフリーザーを設置した「基本型接種施設」を163施設と、ここからワクチンを運んで接種する「連携型接種施設」を509施設、選定しました。

都内には、来週、5万人分のワクチン49箱が、次の週にも同じく5万人分となるワクチン49箱が供給される予定で、優先接種のおよそ60万人のうち、10万人分のワクチンは確保できたということです。

都は、新型コロナの患者を多く受け入れている医療機関に優先的にワクチンを配布して、来月から接種を開始する予定です。ただ、使用する注射器は、先行接種で使われている6回分採取できるものではなく、5回採取できるものだということです。