依存症に理解を…清原さん高知さん体験語る
依存症の理解を深めるため開催されたイベントで、元プロ野球選手の清原和博さんや俳優の高知東生さんらが登壇し、自身の体験談を語りました。
厚生労働省は17日、「依存症」の理解を深めるためのイベントを開催し、元プロ野球選手の清原和博さんや俳優の高知東生さんらが登壇し、自身の体験談などを語りました。
高知東生さん「根性論・精神論で自分の恥を人に言えないというところで苦しみました」
清原和博さん「(自助グループの)みなさんと会って、そこでまたいったん心を落ち着けてやっている。覚醒剤(依存)は治す薬はないと。でも回復することはできると言われている。焦らず1歩ずつ、一日一日を過ごしていきたいと思います」
依存症とは、薬物やアルコールなど特定の物質などに対して、やめたくてもやめられず、社会生活に悪影響をおよぼしてしまう状態のことです。
依存症に詳しい精神科医の松本俊彦さんは、「依存症は誰しもがなりうるもの。適切な治療を受ければ回復できるものだと、ぜひ知ってほしい」と話しています。