イギリス・エリザベス女王の夫、フィリップ殿下の死去を受けて、天皇皇后両陛下は１３日、側近幹部である侍従長を弔問の使いとしてイギリス大使館におくられました。

宮内庁は、イギリスのフィリップ殿下の死去を受けて、天皇皇后両陛下が１３日午後、別所浩郎侍従長を「弔問使」としてイギリス大使館へ遣わされたと発表しました。天皇陛下や上皇ご夫妻は１２日、エリザベス女王に弔電を打たれていました。

１９５３年のエリザベス女王の戴冠式に上皇さまが昭和天皇の名代として参列されるなど、日本の皇室とイギリス王室は長年交流を重ねていて、陛下はイギリス留学中に何度もフィリップ殿下と面会されていたということです。