東京・墨田区で集団接種のシミュレーション
東京・墨田区では17日、新型コロナウイルスワクチンの高齢者向け集団接種のシミュレーションが、高齢者に見立てた医療従事者に実際に接種する形で行われました。
17日のシミュレーションには、約400人の医療従事者が参加しました。墨田区では実際にワクチン接種を行いながら、動線や職員の対応などを確認することで、机上では分からなかった改善点が洗い出せると説明していて、実際、課題も浮かび上がりました。
墨田区保健所・西塚至所長「接種のところで臥床(がしょう)してうちたいという方に、次からブースを作らなければいけないなと」
接種した医師「肩を出すときに下着まで出ちゃう方もいるので、目隠しがないと恥ずかしい方もいるのではないかと」
この医療従事者接種を兼ねたシミュレーションは来月上旬まで8回行われる予定で、来月10日からの高齢者向け集団接種に向けて改善していきたいとしています。