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ネコ暮らす公園で何が…“泡ふき”6匹死ぬ

2021年4月19日 19:01
ネコ暮らす公園で何が…“泡ふき”6匹死ぬ

千葉県内の公園で先月から、合計6匹のネコが泡をふくなどして、相次いで死んでいるのが確認されたということです。こうした状況を受け、警察は、動物愛護法違反の疑いで捜査しています。

およそ80匹の猫が住んでいるという千葉県の袖ケ浦公園。この公園でネコにえさをあげたり、不妊去勢手術をして新しい飼い主を探したりする活動を行う、NPO法人の大島さん。先月、ある異変を発見したといいます。

NPO法人、袖猫パトロール隊・大島三郎さん「この下に、ほとんど(ネコの)体が入っていて、血便が出ていてもう瀕死(ひんし)の(状態)」

先月19日、公園内の物置の下で発見した瀕死のネコ。動物病院に連れて行きましたが、その後、息を引き取りました。

NPO法人、袖猫パトロール隊・大島三郎さん「(動物病院の)先生が警察署と保健所に通報した。これは毒物による可能性がかなり高いと」

ネコに起きた異変。しかし、この1匹だけではありませんでした。

町田巨樹記者「この公園では3月の中頃から合計6匹のネコが相次いで死んでいるのが確認されたということです」

死んだネコは、合わせて6匹。泡をふくなどして、数日の間に池の近くや水路などで死んでいるのが立て続けに見つかったといいます。

こうした状況を受け、警察は動物愛護法違反の疑いで捜査。ネコの死骸を鑑定に回し、死因の特定などを行っているということです。

大島さんらNPO法人の人によって管理され、この公園で暮らすネコ。そのネコに立て続けに起きた不審死。大島さんによりますと、死んだネコ以外にも、行方がわかっていないネコが2匹いるということです。