新型コロナウイルスの感染拡大に伴うまん延防止等重点措置が続く東京都内で、新たに７１１人の感染が確認されました。また、過去最多となる１１５人が、感染力が強い変異株に感染していました。

東京都内の新たな感染者は、１０歳未満から９０代までの７１１人で、１３日から２０１人増え、火曜日で７００人を超えるのは、１月２６日以来です。また、２０日連続で前の週の人数を上回っていて、増加傾向に歯止めがかかっていません。

感染経路別では、家庭内感染が１４４人で最も多く、次いで、施設内感染が６８人いました。また、４０代の男性を含む男女５人の死亡も確認され、都内の死者は１８５２人となりました。

一方、年代不明の２人を含む、１０歳未満から９０代までの１１５人が、関西で流行する変異株に感染していました。これまでで最も多い人数で、都内でも変異株の感染が拡大しています。

１１５人のうち、感染経路が判明しているのは２６人で、同じ病院での院内感染が９人、高齢者施設での感染が５人いたほか、高校生２人は同じ部活で感染し、保育園の園児２人は、変異株クラスターが発生した保育園で感染していました。都内の変異株の感染者は６７３人となりました。