東京都 保育園などで変異株クラスターか
新型コロナウイルスの感染拡大に伴うまん延防止等重点措置が続く東京都内で、新たに405人の感染が確認されました。また、保育園と高齢者施設では、変異株と見られるクラスターが発生しました。
東京都内の新たな感染者は、10歳未満から100歳以上までの405人で、感染者が比較的少ない月曜日で400人を超えるのは、1月25日以来です。また、19日連続で、前の週の同じ曜日の人数を上回り、依然として増加傾向が続いています。
感染経路別では、家庭内感染が80人で最も多く、次いで、施設内感染が27人いました。30代の男性は、友人とダーツをしていて感染したほか、50代の男性は、マージャン中に感染していました。
一方、新たに10歳未満から80代までの58人が、変異株に感染していました。このうち感染経路が分かっているのは5人だけで、80代と50代の女性は、同じ高齢者施設で感染したほか、10歳未満の女児2人は、同じ保育園で感染していました。
この高齢者施設と保育園では、ほかにも変異株の感染者などがいることから、保健所は、変異株によるクラスターが発生したとみて調べています。
都内の変異株の感染者は558人となりました。