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あした何着よう?気温でみるオススメの服装

2021年4月21日 21:00
あした何着よう?気温でみるオススメの服装

平年以上に暖かく、桜の開花や満開が記録的に早くなった今年の春。春物の服を楽しむ間もなく、半袖を着始めた方も多いかもしれません。一般的には、『18℃から20℃』程度が快適な気温とされていて、その気温よりも低ければ次第に寒く感じ、高ければ次第に暑く感じるという目安になります。

4月下旬のこの時期だと、東京都心の最高気温は20℃くらいが平年並みで、日中の気温としては快適な時期といえるでしょう。ただ、最低気温の平年値は10℃から12℃くらいで、朝はひんやりとしており、日中との気温差が大きい時期でもあります。

「気温別 目安となる服装」について、朝の情報番組「スッキリ」の天気コーナーに出演中の松並予報士にお話を聞きました。

この時期は「最高気温」に合わせて出掛けると、朝のうちは寒く感じられることもあるかもしれませんので、「最低気温」にも注目し、脱ぎ着のしやすい服にするといいでしょう。

また、天気予報でよく出てくる「前日差」という数字に注目し、「きょうは寒かったけど、あしたはそれよりは暖かそう」といった、自分の感覚で服を選ぶのもいいでしょう。

「暑さ」や「寒さ」は、湿度や日差しの有無、風の強さや向き(北風か南風か)なども影響し、人によって感じ方にも違いがあるので気温だけでは一概にはいえませんが、ひとつの参考になります。

そして、夏は最高気温に、冬は最低気温に注目し、暑さや寒さといったその季節に対応した服装をしていただきたいですが、この時期は、朝はひんやりしても、日中は日差しが出て一気に暑くなることもあり、服装選びが難しく、それゆえ体調を崩しやすい時期でもあります。

天気予報で予想気温を確認し、脱ぎ着のしやすい服装で快適に過ごしていきたいですね。