【天気】桜前線は陸奥入り 高温で満開へ
■25日
【全国の天気】
日本海と日本の南を小さい低気圧が東寄りに進んでいます。これに加え、上空に寒気を伴った気圧の谷が通過している影響で、午前中は西日本で、午後は東日本や北日本で、所々雨が降りました。
気温は日中に雨の降った東海や近畿などを中心に24日より下がった所が多くなりましたが、それでも平年よりは高く、引き続き4月並みの所が多くなっています。
<最高気温(前日差)>※午後3時まで
札幌 12.5℃(-2 4月中旬)
青森 10.7℃(-6 4月上旬)
仙台 15.7℃(-2 4月中旬)
新潟 18.7℃(+1 4月下旬)
東京都心 18.4℃(-2 4月中旬)
名古屋 16.1℃(-4 平年並み)
大阪 15.3℃(-4 平年並み)
広島 20.0℃(+1 4月中旬)
高知 20.1℃(+1 4月上旬)
福岡 21.2℃(+2 4月下旬)
【関東の天気】
朝の内は晴れ間がありましたが、南海上の低気圧や上空の寒気の影響で日中は雲が厚くなり、南部を中心に所々で雨が降りました。ただこの雨は長くは続かず、25日の夜にはやむ所が多くなりそうです。
また、24日より気温は下がったものの、平年よりは高く、4月並みの所が多くなりました。
<最高気温(前日差)>※午後3時まで
東京都心 18.4℃(-2 4月中旬)
横浜 18.6℃(-1 4月中旬)
千葉 18.4℃(-1 4月中旬)
熊谷 16.7℃(-3 4月上旬)
前橋 17.1℃(-1 4月上旬)
宇都宮 16.9℃(-1 4月上旬)
水戸 18.9℃(-1 4月下旬)
■26日
【全国の天気】
ポイント:北日本や北陸はやや不安定 関東以西は広く20℃超
九州は25℃以上の夏日が続出か移動性の高気圧に覆われるため、26日は晴れる所が多くなるでしょう。ただ、北陸や北日本は上空を通過する寒気の影響でやや不安定となり、特に新潟県では発雷確率が高く、雷雲の発達には注意が必要です。また関東も午後は北部を中心に、にわか雨や雷雨の可能性が少しあります。
最高気温は関東から九州で20℃以上の所が多く、場所によっては5月並みの初夏を思わせる陽気となりそうです。さらに九州では25℃以上の夏日が続出するかもしれません。3月としては記録的な高温となる可能性もあります。
気象庁が発表している地点では、
25℃・・・日田(大分)、久留米(福岡)、人吉(熊本)、都城(宮崎)
24℃・・・佐賀、熊本
などとなっています。
<予想最低気温(前日差)>
札幌 5℃(-1 4月下旬)
青森 6℃(+1 4月下旬)
仙台 8℃(±0 4月下旬)
新潟 8℃(+1 4月中旬)
東京都心 10℃(-2 4月中旬)
名古屋 7℃(-5 4月上旬)
大阪 8℃(-5 4月上旬)
広島 8℃(-5 4月上旬)
高知 8℃(-4 平年並み)
福岡 9℃(-4 4月上旬)
<予想最高気温(前日差)>
札幌 9℃(-3 4月上旬)
青森 12℃(+1 4月上旬)
仙台 15℃(-1 4月中旬)
新潟 13℃(-6 4月上旬)
東京都心 22℃(+4 5月上旬)
名古屋 19℃(+3 4月中旬)
大阪 21℃(+5 4月下旬)
広島 22℃(+2 4月下旬)
高知 23℃(+3 5月上旬)
福岡 21℃(±0 4月下旬)
【関東の天気】
ポイント:北風フェーンで広く20℃超 5月並みの陽気も空気カラカラ、火の元注意。午後は茨城中心に雷雨に注意
26日は天気が回復し、朝から晴れる所が多くなるでしょう。日中は北西の風が強めに吹いて、山越えのフェーン現象が起こるため、空気が乾いて気温がグングン上昇します。最高気温は20℃以上の所が多く、4月下旬から5月中旬並みの陽気となるでしょう。東京都心などで、今年一番の陽気となる可能性もあります。ただ乾いた風が強めに吹くので、火の元には注意が必要です。
また午後は上空の寒気が通過するため、やや不安定となり、北部を中心に、にわか雨や雷雨の所があるかもしれません。念のため、天気の急な変化にご注意ください。
<予想最低気温(前日差)>
東京都心 10℃(-2 4月中旬)
横浜 11℃(-2 4月中旬)
千葉 10℃(-2 4月中旬)
熊谷 7℃(-1 4月上旬)
前橋 8℃(±0 4月中旬)
宇都宮 5℃(-4 4月上旬)
水戸 6℃(-1 4月中旬)
<予想最高気温(前日差)>
東京都心 22℃(+4 5月上旬)※今年最高は3月16日の22.0℃
横浜 20℃(+1 4月下旬)
千葉 22℃(+4 5月中旬)
熊谷 21℃(+4 4月下旬)
前橋 19℃(+2 4月中旬)
宇都宮 20℃(+3 4月下旬)
水戸 20℃(+1 4月下旬)
■28日(日)から29日(月)は春の嵐に要注意
週末は二週続けて春の嵐に見舞われていますが、今週末28日(日)から29日(月)にかけて、前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を進む見込みです。このため、全国的に南風や雨が強まり、春の嵐に見舞われるおそれがあります。今後の情報にご注意ください。
■1か月予報
25日、気象庁から最新の1か月予報が発表されました。これによると、向こう1か月間の気温も全国的に平年より高く、特に再来週にかけて、顕著な高温が続く可能性があります。
早期天候情報で高温情報も出されています。ただ4月の中旬以降は高温傾向が一段落し、平年並みの気温に戻る可能性が高く見込まれています。
■桜(ソメイヨシノ)は陸奥入り
25日の開花:徳島(平年より3日早い)、福島(平年より15日早い、過去最早)
25日の満開:広島(平年より2日早い、過去最早)、津(平年より11日早い、過去最早)
引き続き、過去最も早いペースで開花や満開を迎えています。25日は福島で平年より15日も早く開花し、桜前線は陸奥入りとなりました。今後もしばらくかなりの高温が予想されることから、続々と満開を迎えそうです。