２５日に東京・大阪・京都・兵庫に３度目の緊急事態宣言が出されるのを前に、２３日夜の４都府県の繁華街の人出は、多くの地点で増加していたことがわかりました。

都内では、２５日からの緊急事態宣言で大型商業施設に休業要請が出されるなど、人の流れの抑制が求められますが、２４日、銀座では、買い物客などの姿が見られました。

街の人「きょうは髪の毛のカットに（来た）。ぎりぎりでよかったなと思うんで。この２週間ぐらいでしたっけ、がんばって家にいようと思っています」

携帯電話の位置情報の解析によりますと、都内の２３日午後９時台の主要駅の人出は、１週間前と比べると、浅草駅でプラス２０．０％、渋谷駅でプラス１９．８％など、データが公開されている都内２２地点のうち、１４地点で増加しました。

一方、同じく緊急事態宣言が出される大阪・京都・兵庫では、大阪市のなんば駅でプラス１２．３％、兵庫の三ノ宮駅でプラス９．２％など増加した地点がある一方で、京都・河原町駅など減少した地点も多く見られました。