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五輪観客“2週間前から体温チェック”検討

2021年4月28日 15:33
五輪観客“2週間前から体温チェック”検討

東京オリンピック・パラリンピックの観客について、組織委員会などは、観戦2週間前からの体温チェックを求める事などを検討していることがわかりました。

関係者によりますと、観客向けのガイドラインでは、観戦2週間前から体温や体調のチェックなどをうながし、守られない場合には入場拒否や退場の措置も行うということです。

入場時には非接触型の体温計で検温し、37.5℃以上の人は再度検温し、やはり37.5℃以上の場合、入場できないということです。また、入退場口など混雑が予想される場所には混雑状況を検知するシステムを導入する予定です。

一方、28日夜に行われるIOC(=国際オリンピック委員会)や東京都など5者のトップ会談で国内観客数の上限について議論されますが、具体的な数値は示さず、6月に最終判断することを決定するにとどまる見通しです。