スポーツドクター200人ボランティア募集
東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が、大会中に各競技場で診療にあたるスポーツドクターを200人程度、ボランティアとして募集していることがわかりました。
組織委員会は、4月30日から「日本スポーツ協会」を通じて、協会が公認するスポーツドクターを、200人程度募集しています。
募集要項によりますと、活動内容は、熱中症や新型コロナウイルスの疑いがある人への救急対応などで、1日9時間程度、数日間行うことが条件で、締め切りは14日です。交通費のほか、遠隔地からの参加者には宿泊施設が提供されますが、ボランティアとしての活動となるため、謝礼は支給されません。
大会の医療スタッフをめぐっては、組織委員会は先月、日本看護協会に看護師500人の確保を要請していて、開幕まで3か月を切る中、新型コロナの感染拡大で、必要な人員を確保できるのか懸念されています。