ゴリさん“膝が震えた”沖縄県で聖火リレー
東京オリンピックの聖火リレーのいまを伝える「聖火いまココっ」。熊本県に移動中の聖火は、週末、空手発祥の地・沖縄県を走りました。
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南国・沖縄を駆け抜けた聖火。トップバッターはお笑い芸人のゴリさんです。
トップバッター・ゴリさん「会場に来て初めて、ゴリさんトップですって知った。そこからの膝の震え、半端なかったです」
沖縄本島では、公道での実施が中止となり、周回コースで行われた聖火リレー。石垣市では、地元出身のスター元ボクシング世界チャンピオンの具志堅用高さんも登場しました。
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そして2日目。慶良間諸島にある座間味村では、なんと海の上で聖火リレーを行いました。その後、聖火は本島に戻り、76年前の沖縄戦で激戦地となった、糸満市の平和祈念公園でリレーが行われました。
その中の1人が屋嘉健人さん。高校2年生。祖父の良夫さんは、1964年の東京オリンピックの聖火リレーで、本土復帰前の沖縄を随走者として走りました。
祖父・良夫さん「(当時は)日の丸に対する思い入れで走ったんだけど、(孫には)今の時代にあった思いを込めながら走ってもらいたい」
聖火ランナー・屋嘉健人さん「平和に対する思い。この思いは達成できたんじゃないかなと」
世代も超えてつながれていく聖火リレー。5日からは、熊本県で行われます。