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北京新種目・混合リレー 日本が準決勝へ

2021年10月28日 22:46
北京新種目・混合リレー 日本が準決勝へ

◇ショートトラックW杯第2戦名古屋大会(28日、名古屋)

北京五輪新種目の混合2000mリレー。上位2組が準決勝進出となる準々決勝予選1組に、日本から菊池悠希選手、菊池純礼選手、菊池耕太選手、吉永一貴選手の4人が出場。オランダ、ポーランド、カザフスタン、ブルガリアと対戦しました。

混合2000mリレーは男子選手2人、女子選手2人の計4選手がチームを組み、タッチで交代しながら18周を滑ります。交代の回数やタイミングは自由ですが、最後の2周は1人の選手がフィニッシュまで滑りきります。

日本チームは序盤、3番手で先頭を追います。残り9周で4位に順位を下げますが、残り4周で2位を滑っていたポーランドが転倒し、日本が3位に浮上。

そして残り2周で、アンカーの吉永一貴選手がカザフスタンを追い抜き2着でフィニッシュ。準決勝進出を決めました。

試合後、吉永選手は「それぞれが持てる力を出し切れた」と、納得の表情。

今大会の開催地、愛知県出身の吉永選手。地元開催のメリットを聞かれると「ご飯がおいしいです。僕は赤味噌の味噌汁が好きなので…」と、食べ慣れた味からパワーをもらったことを明かしました。

混合2000mリレーの準決勝と決勝は31日に行われます。


写真:西村尚己/アフロスポーツ