静岡“竜巻”建物被害140棟超に
静岡県牧之原市で発生した竜巻とみられる突風について、調査が進むにつれて被害が増え、140棟を超える建物に被害が出ていることがわかりました。
牧之原市を襲った竜巻とみられる突風は、これまでの調査で東名高速牧之原IC北側を中心におよそ7キロの範囲で被害が出ています。
3日午後5時現在の建物の被害は全壊、一部損壊を含めて140棟を超えていて今後の調査でさらに増える見込みです。
特に被害が多かった布引原地区では近隣の町内会や近くの工場の従業員が朝からボランティアとして参加し、家庭や茶畑から持ち込まれたがれきや飛ばされた金属片の片付けに取り組んでいます。
また、屋根の瓦に被害を受けた家では、今後の雨に備え、ブルーシートで応急処置をするため、割れた瓦を屋根から落とす作業を急いでいました。