牧之原市の突風“竜巻の可能性が高い”静岡
1日、静岡県牧之原市で起きた突風について、静岡地方気象台は2日に実施した現地調査を踏まえ、竜巻の可能性が高いとの調査結果を発表しました。
1日午後7時頃、牧之原市の広い範囲で住宅などに被害を与えた突風について、静岡地方気象台は現地に調査班を派遣した結果、竜巻の可能性が高いとの調査結果を発表しました。
牧之原市によりますと、2日午後5時現在、突風で3人が軽いけがをしたほか、一般建物などの全壊3棟、一部損壊が60棟以上、倒壊した電柱が16本などとなっています。
また、牧之原市周辺では560戸が停電していて、復旧は2日深夜になりそうだということです。
一方、農作物の被害も深刻で、茶畑の15.5ヘクタールに飛来物被害が出ていて、このほかにも市内7キロの範囲に被害は及んでいるということです。
3日、牧之原市は職員50人態勢で、被害の調査や復旧作業を行うということです。