宮城県沖「さらに強い地震」の可能性も
宮城で震度5強を観測した20日の地震について、政府の地震調査委員会は、「さらに強い地震が起きる可能性もある」と注意を呼びかけました。
地震の専門家が集まる政府の地震調査委員会は、最大震度5強を観測した20日夜の宮城県沖の地震について詳しく分析し、今後、「さらに強い地震が起きる可能性もある」と注意を呼びかけました。
今回の地震の震源が、今後発生が懸念されるマグニチュード7.4前後の「宮城県沖地震」の震源域と一部重なる可能性があることや、土曜夜以降の地震の起き方として、マグニチュード2の地震回数に比べ、それよりも大きなマグニチュード4の地震回数が比較的少ないといった、通常とはやや違った傾向がみられるため、さらに大きな地震が起きる可能性があるとしています。