美浜3号機、6月下旬にも再稼働へ~関電
関西電力は、運転開始から40年を超えた福井県の美浜原発3号機を6月下旬にも再稼働させると発表しました。運転開始から40年を超えた原発が再稼働するのは初めてです。
関西電力によりますと、運転開始から40年を超えた福井県の美浜原発3号機について、今月20日から核燃料を入れる作業を始め、6月下旬に原子炉を起動し調整運転を開始、7月下旬に性能試験を行い、本格運転を再開させるとしています。
しかし、テロ対策施設の工事が設置期限の10月25日までに完成しないため、再稼働からおよそ4か月で運転を停止させると発表しました。
福島第一原発の事故後、原発の運転期間は原則40年に制限されましたが、原子力規制委員会が認めれば20年間延長ができることになりました。
運転開始から40年を超えた原発が再稼働するのは、美浜原発3号機が初めてとなります。