2日連続…沖ノ鳥島沖で中国船が海洋調査か
小笠原諸島の沖ノ鳥島沖の日本の排他的経済水域(=EEZ)内で、中国の調査船が、2日連続で無許可の海洋調査とみられる行動をとっていることが確認され、海上保安庁は警戒を強めています。
第3管区海上保安本部によりますと、12日午後1時頃、警戒に当たっていた海上保安庁の航空機が、沖ノ鳥島沖の南南東296キロメートルの日本の排他的経済水域内で、中国の調査船がワイヤーのようなものを海中へ伸ばしているのを確認したということです。
無許可で、調査活動とみられる行動をとっているとして、調査の中止を無線で求めたということです。同じ調査船は、13日午後1時頃にも、沖ノ鳥島沖の南南東254キロメートルで活動を続けていたということで、第3管区海上保安本部は、巡視船などを向かわせ、引き続き警戒を続けるということです。