薄い、マンネリ…そうめんの“悩み”解決!
蒸し暑い日が続いてくると、のどごしさわやかな「そうめん」が食べたくなる方も多いのではないでしょうか。夏の食卓の定番、そうめんを新鮮な気持ちで楽しんでもらおうと、様々な商品が登場しています。
鉄板の上に卵を流し込み、その上に乗せたのはパスタ…のように見えますが、オムレツに、ナポリタン風のそうめんが乗った一品です。
そうめんの専門店「そうめん そそそ研究室」では、来月、渋谷に新店舗をオープンするため、26日は、新メニュー作りの練習をしていました。
そうめんの上に、キーマカレーとたっぷりのチーズを乗せたものなど、店では、3種類の麺と具材などを自由に組み合わせて、自分好みのそうめんを注文することが可能。麺は、弾力が特徴の香川県小豆島のそうめんが使われています。
そうめんそそそ研究室・安藤成子オーナー
「いろんな味付けに合うんだよというのを、広く皆様に知っていただきたいなと」
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進化が止まらない夏の風物詩、そうめん。
今年、10年ぶりに「そうめんつゆ」をリニューアルした食料品メーカーのヤマキ。
そうめんに水分が残ることで、食べ進めるうちに「つゆの味が薄くなる」という不満の声が、メーカーに多く寄せられたといいます。そこで、しいたけなど5種類のだしを使用した薄まりづらいつゆを開発。
ヤマキ家庭用事業部・高津真人さん
「コロナ禍で、家庭内の料理の需要も増えている中で、よりもっとおいしくできないかということで」
おうちご飯が増えたことで、手軽に作れるそうめん人気も拡大。「めんつゆ」の売れ行きも好調だといいます。
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ただ、そうめんは、料理のバリエーションが少なく、麺が余ってしまいがち…という人も多いはず。そこで、今、人気となっているのが――
丸美屋マーケティング部・岩崎ひかる主任
「めんつゆだけではマンネリしがちな、そうめんの食べ方というところに、新提案できる商品」
余ったそうめんにかけるだけで、料理があっという間に完成するソースです。ひき肉やたけのこなどの具が入ったジャージャー麺の素や、サラダ感覚でいただけるトマトツナ麺の素など、全部で14種類。
丸美屋マーケティング部・岩崎ひかる主任
「急激な需要増に対して、なかなか製造が間に合わなかった」
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流しそうめん器も新作が続々登場。
“メガラスベガス”と名付けられた玩具のそうめんスライダー。
噴水部分のライトが輝き、ラスベガスへの旅行気分を味わえるよう開発したといいます。また、超小型のそうめん器も!この容器の中に、モーターが入っていて、自宅にある大きめのお皿に入れるだけで、流しそうめんができる玩具です。
タカラトミーアーツライフ企画課・和田香織さん
「コロナ禍で1人で自宅で食事する方も多いと思うが、1人で手軽に流しそうめんを楽しめるということで」
そうめんの進化は続いています。