愛媛・貨物船沈没 救助活動の緊迫映像
27日、愛媛県今治市沖の来島海峡で起きた貨物船が沈没し、3人が行方不明となっている事故で、海上保安庁の潜水士が沈没した貨物船に入りました。
海上保安官「落ち着いてもう大丈夫やから。今ここにおるの何人?6人!」
この映像は事故発生直後に撮影された救助活動の様子です。この事故は27日午後11時55分ごろ、今治市沖の来島海峡で貨物船「白虎」とケミカル船「ULSAN PIONEER」が衝突、「白虎」はおよそ2時間40分後に沈没しました。
この事故では「白虎」の船長、佐藤保(66)さん、一等機関士の小川有樹さん(27)、二等機関士の上畠隆寛さん(22)の3人が行方不明となっています。
これまでに海上保安庁の潜水士が「白虎」の船尾に入り機関室を中心に3人を捜索していますが手がかりは見つかっていません。
海上保安庁では引き続き潮の流れが緩やかになる時間帯に合わせて、海中での捜索を行うことにしています。