「東京湾アクアライン」の渋滞緩和に向け、国土交通省と千葉県が時間帯によって料金を変動させる制度を試験的に導入する方向で調整していることがわかりました。

千葉と神奈川を結ぶ「東京湾アクアライン」は、東京方面から千葉県に向かう利用が多く、土曜、日曜や祝日の午後は東京方面へ帰る車で激しい渋滞が発生することが課題となっています。

現在、通行料は普通車で800円ですが、国土交通省や千葉県は交通量の少ない深夜は数百円割り引き、混雑する昼間は数百円高くする「ロードプライシング」をこの夏に試験的に導入する方針であることが関係者への取材でわかりました。

効果を検証し、本格導入するかを判断するということです。

混雑を分散化し、午後の渋滞を緩和することで、その分、県内での滞在時間を長くしてもらって観光業を活性化させたい考えです。