東京新たに471人 学習塾でクラスター
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が再延長された東京都内で1日、新たに471人の感染が確認されました。都内の感染者は減少傾向が続いています。
都内の新たな感染者は、10歳未満から80代までの471人で、先週火曜日に比べ71人減少していて、19日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回り、減少傾向が続いています。
感染経路別では、家庭内感染が87人で最も多く、次いで、職場内が36人でした。都内の学習塾では、小学生6人が感染するクラスターが発生しました。
一方、感染力の強いインド型変異株に、60代の男性が感染していました。男性は海外渡航歴がなく、現時点で感染経路は分かっていません。
都は、5月下旬から、民間検査会社でもインド型のスクリーニング検査を行っていて、今回、初めて確認されました。都内のインド型変異株の感染者は、27人となりました。
また、新たに70代から90代の7人の死亡が確認され、このうち1人は、N501Y変異株に感染していたほか、3人は同じ病院の院内感染で罹患していました。