任天堂は、京都府宇治市の工場を、過去に発売したゲームなどを展示する観光施設にリノベーションすると発表しました。

施設が開設されるのは、京都府宇治市の任天堂宇治小倉工場です。この工場は、１９６９年に建設され、花札の製造などを行ってきましたが、５年前に業務を市内の別の工場に移していました。

任天堂が建物の利用方法を検討した結果、過去に販売した商品を展示する資料館にリノベーションすることを決めたということです。ゲームなどの体験もできる観光施設として集客を狙うということで、２０２４年３月までの完成を目指すとしています。

任天堂は、今年３月「スーパー・ニンテンドー・ワールド」をユニバーサル・スタジオ・ジャパンにオープンするなど、自社コンテンツの活用に力を入れています。