“コロナで休園”上野動物園きょう営業再開
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休園していた東京・上野動物園が4日、およそ5か月ぶりに営業を再開しました。また、動物園の人気者ジャイアントパンダに「妊娠の兆候」という嬉しいニュースもはいってきました。
上野動物園は、新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の影響で去年12月から休園していました。事前予約制にして、およそ5か月ぶりの営業再開となった4日は、あいにくの雨模様でしたが、ジャイアントパンダを目当てに来園者が列を作っていました。
一方、その人気者のジャイアントパンダのシンシンに妊娠の兆候がみられることが分かりました。動物園によりますと、今年3月にオスのリーリーとの交尾が確認され、シンシンの食欲が減少し、休む時間がのびたことから「妊娠の兆候」という判断に至ったということです。
来園者「うれしいです!いよいよですね。(再開と妊娠が)ダブルで来てうれしいです」
シンシンの展示は中止されていて、冨田恭正副園長は「交尾した時点から期待をしてきた」「総力を結集して体調管理を続けたい」と話しています。