４日、東京・御茶ノ水駅前。

「緊急事態宣言期間中は外出を控えてください」

緊急事態宣言“再延長”後、初めての土日を控え、東京都は学生が多い地域で外出自粛を呼びかけました。

４日、新たに４７２人の感染が確認された東京都。２２日連続で前の週の人数を下回りました。

こうした中、都のモニタリング会議では、新たな変異ウイルスの情報が…

東京ｉＣＤＣ専門家ボード　賀来満夫座長
「これまで国内で確認されていない新たな変異株『Ｃ３６』の疑いがあることが判明致しました」

都は、北アフリカ地域から先月帰国した５０代男性について、国内で確認されていない「Ｃ３６」変異ウイルスの疑いがあると発表しました。

東京都　小池知事
「そういうウイルスのすみ心地のいい、もしくは拡大するような環境を作らない、ということから水際対策を含め、感染防止策をとっていくことが必要だと思います」

都は、政府と連携しながら詳細なゲノム解析を進めることにしています。

水際対策については、政府は４日から、感染が急拡大しているマレーシアやベトナムについて対策を強化。両国から入国した人に対し、入国後６日間は国が指定する宿泊施設での待機を求めています。

また、４日に羽田空港を訪れた赤羽国交相。ＰＣＲ検査場や非接触でチェックインが行える機械などを視察。水際対策や感染対策の取り組みを確認しました。

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感染拡大が続く沖縄県では新たに２４７人の感染を確認。沖縄県では来週月曜日（７日）から県立学校を２週間休校にするなど、対策を強化します。

大阪府の４日の感染者数は１８９人。４日ぶりに２００人を下回りました。

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感染対策として期待されているワクチン。４日に公開されたのは、今月８日から旧築地市場の跡地に設置されるワクチンの接種会場です。

午後５時半すぎ、小池都知事が視察に訪れました。

東京都　小池知事
「この一角を有効に活用して、都として初めての大規模な接種会場になります。ワクチンの接種ということは、すなわち、ゲームチェンジャーとして待ち望まれていたものであります」

築地での大規模接種は、警察や消防職員などを対象に行われます。