東京 10代2人がインド型変異株に感染
新型コロナウイルスの感染拡大が続く東京都内で、10代の中学生と大学生が感染力の強いインド型変異株に感染していたことが分かりました。都内で10代のインド型変異株の感染確認は初めてです。
インド型変異株の感染が確認されたのは、10代の中学生と大学生の男女2人で、いずれも海外渡航歴はありませんでした。
このうち男子中学生は、同級生が新型コロナに感染したため、その濃厚接触者として検査を受けたところ、インド型変異株の感染が確認されました。
この中学校では、生徒とその家族およそ15人が新型コロナに感染していて、保健所がインド型変異株クラスターの可能性もあるとみて調べています。
都内のインド型変異株の感染者は、33人となりました。
一方、都内の新たな新型コロナウイルスの感染者は369人で、先週火曜日(6月1日)と比べ102人減少し、26日連続で前の週の同じ曜日の人数を下回り、減少傾向が続いています。
感染経路別では、家庭内感染が70人で最も多く、次いで、職場内が30人でした。また、新たに10人の死亡が確認され、このうち50代の男性など4人は「N501Y」変異株に感染していました。