×

【天気】厳しい暑さ続く 熱中症予防を!

2021年6月10日 8:47
【天気】厳しい暑さ続く 熱中症予防を!

【広範囲で夏本番のような暑さ】
10日は、日本の広い範囲が高気圧に覆われ、強い日差しが照りつけるでしょう。日中の気温は、北海道から九州にかけて、7月~8月並みの陽気となるところが多い見込みです。特に西日本では、多くの都市で真夏日(30℃以上)になり、九州では、猛暑日(35℃以上)になるところもありそうです。

また、東北や北海道でも内陸では、真夏日になるところがあるでしょう。東京は3日連続の真夏日になりそうです。季節外れの暑さが続いたことで、屋外作業は、体への負担が大きくなります。具合が悪くなる前に、適度な休憩をとるようにしましょう。

なお、学校などで、激しい運動をする場合は、運動前の健康チェックも大切です。寝不足の児童・生徒は熱中症になりやすいので気をつけましょう。汗が目にしみる場合は、汗とともに塩分が出てしまっている可能性があります。水分だけではなく、塩分補給も大切です。

●予想最高気温(前日差、季節感)
旭川  30℃(+5、真夏)
札幌  29℃(+6、真夏)
盛岡  31℃(+5、真夏)
仙台  25℃(-4、7月上旬)
新潟  26℃(+3、6月下旬)
東京  30℃(-1、7月中旬)
名古屋 30℃(-1、7月上旬)
京都  33℃(+1、7月下旬)
大阪  32℃(±0、7月中旬)
豊岡  34℃(+2、真夏)
広島  30℃(-2、7月上旬)
福岡  31℃(+1、7月中旬)
久留米 35℃(-1、真夏並み)

真夏:平年の最も高い時期と同じか高い場合

【10日の全国天気】
梅雨前線の活動は弱まっています。10日は、北海道から九州にかけての広い範囲で晴れる見込みです。洗濯日和となるでしょう。なお、奄美・沖縄では雲の多い天気が続き、一部でにわか雨がありそうです。

太陽高度の高い今の時期は、紫外線に注意が必要です。正午の紫外線は、北海道から東北、北陸にかけて「強い」でしょう。関東から東海、西日本にかけては「非常に強い」でしょう。

【週間予報】
11日、九州の天気は下り坂に向かいます。午後は九州北部を中心に雨になるでしょう。一方、北海道から近畿にかけては、引き続き晴れるところが多い見込みです。12日は、雨の範囲が中国・四国地方に広がるでしょう。13日から14日にかけては、北海道~九州の広い範囲でくもりや雨となるでしょう。つまり、週末からは各地で梅雨らしい天気になりそうです。