東京五輪チケ 全競技会場の42%販売済み
東京オリンピックの観戦チケットについて、全競技会場の最大収容人数に対し、およそ42パーセントが販売済みであることが明らかになりました。
組織委員会は11日、新型コロナウイルスの感染対策について検討する専門家会議を開きました。
会議では大会延期による払い戻しや海外観客の受け入れ断念を受け、全競技会場の最大収容人数に対し販売済みのチケットは現在、およそ42パーセントであることが示されました。
ただし、会場を個別でみると50パーセントを超えて販売しているところもあるということです。
また、試合中、観客がマスクを着用し、客席の間隔をあけるなどの対策を行うことで、感染リスクが94パーセント削減されるデータも示されました。
さらに、会場内での食事を認める場合には、「観客席で対面にならないようにするのがいい」といった意見が出たということで、組織委員会は今後の課題としています。