【速報】“選挙妨害”で逮捕された「つばさの党」の代表ら3人再逮捕 選挙カーへの“交通妨害”の疑いなど 警視庁
衆議院東京15区補欠選挙で、ほかの候補の選挙演説を妨害したとして、政治団体「つばさの党」の代表ら3人が、逮捕された事件で、警視庁は7日、3人を再逮捕しました。
再逮捕されたのは、政治団体「つばさの党」の黒川敦彦容疑者と、根本良輔容疑者、杉田勇人容疑者の3人です。
3人は、今年4月に投開票が行われた衆議院東京15区の補欠選挙で、立憲民主党の陣営の選挙カーを追いかけ、「答えるまでは追いかけますよ」などと怒号を浴びせながら、車で至近距離まで近づき、交通妨害をした疑いがもたれています。
また、4月23日の夕方にも黒川容疑者と根本容疑者は立憲民主党の陣営が街頭演説を行っているのを発見すると、演説を聴いていた人たちと候補者の間に割り込んで、拡声器を使って、「あんたが答えないからこの人たちは演説が聴けないんですよ」などと言って、演説を妨害した疑いももたれています。
執ように選挙カーを追いかけ、怒号を浴びせる行為を警視庁は極めて悪質な事案として捜査を続け、こうした行為を、公職選挙法の交通妨害として立件するのは、全国でも初めてとみられるということです。
警視庁は3人の認否をあきらかにしていませんが、引き続き全容解明に向けた捜査を続けていく方針です。