都 感染力の強い「デルタ株」に21人感染
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、まん延防止等重点措置に移行した東京都内で、新たに570人の感染が確認され、リバウンドの兆候が顕著となっています。
都内の新たな感染者は、10歳未満から90代までの570人で、17日(木)と比べ、118人増加しました。5日連続で、前の週の同じ曜日の人数を上回り、リバウンドの兆候が顕著となっています。
感染経路別では、家庭内が112人で最も多く、会食での感染も16人いました。20代の男性は、友人4人で飲み会と、マスクなしでカラオケをして感染しました。このグループは4人全員が感染したということです。
都の担当者は、「おとといから、前の週と比べ連日100人前後ずつ増え、増加幅も大きくなっている」と警戒感を示しています。また、高齢の3人の死亡も確認されました。
一方、新たに10代の高校生から70代までの21人が、インドで確認された感染力の強い「デルタ株」に感染していました。1日で確認された人数としては、過去2番の多さです。21人のうち感染経路が分からない人は12人でした。都内の「デルタ株」の感染者は163人となりました。