関東・東海に大雨…土砂崩れで通行止めも
2日も関東や東海で激しい雨が続きました。静岡では7月としては記録的な大雨となり、避難指示も出されています。そして首都圏でも再び、3日朝から昼前にかけて激しい雨になる予想も…。
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大雨は、2日夜も続いています。午後9時45分の静岡駅では、雨が強く降っていました。静岡県は、2日午後9時半すぎ時点も避難指示が出されていました。地面にたたきつけるような雨が降り、急ぎ移動する人の姿もありました。さらに、千葉県や都内でも大雨が降りました
活発な梅雨前線が停滞している影響で、2日、東海から関東にかけて場所によっては、7月として記録的な大雨となっています。
神奈川県箱根町では、2日正午ごろ、風が強まり横殴りの雨となっていました。午後11時20分時点で、24時間雨量が350ミリを超える大雨を記録しました。
観光に来ていた人は─。
観光客
「(雨が)すごく激しいですね。(ホテルに)戻っておとなしくしておこうと思います」
7月1か月分の雨量を超えるところもでた伊豆大島では─。
撮影者
「すごいな」
公園の階段からは、水が滝のように流れていました。
さらに、小田原市の県道では上から土砂や濁った水が、勢いよくあふれ出ていました。
通報者
「ドーンってすごい音がして、振り返ったらああなってた」
警察などによると、大雨の影響で採石場のため池から水があふれ出し、50メートルにわたり土砂が流れ出たといいます。
7月の観測史上最多の雨量を記録した静岡県でも、国道を覆い尽くすほどの土砂崩れが発生しました。2日午後11時半時点も通行止めが続いています。静岡県では、2日午後11時半時点も多くの地域で土砂災害警戒情報がでていて、気象庁が厳重な警戒を呼びかけています。
この後、関東・東海地方は、3日昼前にかけて再び激しい雨になる予想で、警戒が必要です。
7月2日放送『news zero』より。