【1か月予報】続く“炎暑”熱中症に警戒
この先1か月の気温は、西日本から北日本の広い範囲で、平年より高くなるでしょう。西日本や東日本では、8月4日頃にかけて、猛暑日が続くところがありそうです。北日本も北海道の太平洋側を中心に例年以上の暑さの日が多いでしょう。
■北日本(北海道・東北)
7月26日に東北北部の梅雨明けが発表されました。この先1か月の気温は、北海道や東北の広範囲で、平年より高くなるでしょう。特に、北海道の太平洋側の気温は、8月9日頃にかけて、平年よりもかなり高い日が多いとみられます。
暑さに不慣れな地域では、熱中症や農作物の高温障害などに注意が必要です。
北日本各地のこの先1か月の日照時間・降水量は、ほぼ平年並みの見込みです。
■東日本(北陸・関東甲信・東海)
この先1か月の気温は、東日本の全域で、平年より高くなるでしょう。特に、関東甲信では、8月4日頃にかけて、猛暑日が続くところがありそうです。熱中症など健康管理に注意してください。
夏空が広がり、強い日差しが照りつける日が多い見込みですが、山沿いを中心に、夏特有の雷雲が発達する日もあるでしょう。
この先1か月の日照時間・降水量は、ともにほぼ平年並みでしょう。
■西日本(近畿・中国・四国・九州)
この先1か月の気温は、近畿、中国、四国、九州北部で、平年より高くなるでしょう。九州南部は、平年並みか平年より高くなる見込みです。特に、近畿では、8月4日頃にかけて、猛暑日が続くところがありそうです。熱中症など健康管理に注意してください。
7月末から8月はじめにかけては、湿った空気の影響で、雲の広がる時期があり、四国や九州南部ではくもりや雨のところがあるでしょう。
この先1か月の日照時間・降水量は、ともにほぼ平年並みでしょう。
■奄美・沖縄
この先1か月の気温は、奄美では平年並みか平年より高くなるでしょう。沖縄は平年並みの見込みです。7月末から8月はじめにかけては、台風や湿った空気の影響で、くもりや雨の日が多いでしょう。
この先1か月の日照時間・降水量は、ともにほぼ平年並みでしょう。
■1か月予報(7月30日~8月29日までのまとめ)
<気温の確率予想・低い・平年並・高い>
北日本 :10%・20%・70%
東日本 :10%・30%・60%
西日本 :20%・30%・50%
奄美・沖縄 :30%・30%・40%
<降水量の確率予想・少ない・平年並・多い>
北日本(日本海側):30%・40%・30%
北日本(太平洋側):30%・40%・30%
東日本(日本海側):30%・40%・30%
東日本(太平洋側):40%・30%・30%
西日本(日本海側):40%・30%・30%
西日本(太平洋側):40%・30%・30%
奄美・沖縄 :30%・30%・40%
<日照時間の確率予想・少ない・平年並・多い>
北日本(日本海側) :30%・40%・30%
北日本(太平洋側) :30%・40%・30%
東日本(日本海側) :30%・40%・30%
東日本(太平洋側) :30%・30%・40%
西日本(日本海側) :30%・30%・40%
西日本(太平洋側) :30%・30%・40%
奄美・沖縄 :40%・30%・30%
(参考:気象庁・2週間気温予想・季節予報)