安倍元首相が銃撃された現場には献花台が設置され、花を手向ける人があとをたたない状況です。現地から前田怜佳記者が伝えます。

現場では先ほどまで雨が降っていたんですが、現在はやんで、晴れ間も見えてきました。現場近くには献花台が設置されているのですが、事件現場となったガードレールのそばでも、多くの人が手を合わせていく様子が見られました。

安倍元首相の葬儀が行われた12日、こちらでも午後2時すぎに西大寺の僧侶が来て、読経が行われました。居合わせた人たちの中には手を合わせて読経を聞いている人もいました。

事件から4日がたちましたが、献花に訪れる人はあとをたちません。現在も献花台にはたくさんの花が手向けられているのですが、これはごく一部で、すぐに台の上がいっぱいになってしまうため、自民党のスタッフが数人で回収を続けています。

スタッフによりますと、献花は写真を撮って安倍元首相の事務所に送ったあと、お寺の住職に供養してもらう予定だということです。

献花台は18日まで設けられる予定で、引き続き、たくさんの人が献花に訪れそうです。