日本海側も今後、災害級の大雨恐れ~気象庁
活発な梅雨前線は来週にかけて日本付近に停滞する見込みです。気象庁は、今後、山陰や北陸などの日本海側でも災害級の大雨になる恐れがあるとして、厳重な警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、東海や関東に記録的な大雨をもたらした梅雨前線は、5日にかけて北上し、今後は、九州北部や山陰、北陸などの日本海側にも活発な雨雲がかかる恐れがあるということです。
気象庁・岸本賢司主任予報官「特に前線付近、その南側では線状降水帯が起こりやすい場所でもありますので、もし起こると今の予想雨量をはるかに上回る雨量になってしまう。避難の事前準備等を整えていただければと思います」
去年7月には島根県などを流れる江の川が24時間に200ミリ程度の雨量で氾濫するなど、日本海側は大雨に弱い地域が多く、気象庁は、厳重に警戒するよう呼びかけています。