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気象庁「線状降水帯情報」今年から発表へ

2021年4月19日 14:57
気象庁「線状降水帯情報」今年から発表へ

同じ場所に長い時間非常に強い雨を降らせ、深刻な災害をもたらす「線状降水帯」について、気象庁は、今年からその発生を伝える新たな情報を出す方針を決めました。

発達した積乱雲が連なる「線状降水帯」は、事前に発生を予測することが難しいのが現状です。しかし、去年7月に熊本県の球磨川を氾濫させるなど、大きな豪雨災害をたびたび引き起こしていることから気象庁は、線状降水帯が発生し、急激に状況が悪化していることを伝える新たな情報を出す方針を決めました。

線状降水帯が発生したことをいち早く伝え、避難行動を取るよう強く呼びかけるもので、気象庁は、去年の球磨川氾濫を例にすると「大雨特別警報」よりもおよそ2時間早く「氾濫発生情報」よりも、およそ3時間早く発表できると説明しています。

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