気象庁長官“大規模システム障害”陳謝
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先月、地震が起きた際に、津波警報などを配信できないシステム障害があり、気象庁の長官が陳謝しました。
気象庁で先月26日、津波警報や噴火速報などを配信する「ADESS」と呼ばれるシステムで、大規模な障害が発生しました。長時間にわたり、自治体や報道機関などが気象庁から情報を受け取れず、住民への避難の呼びかけが難しい状況になりました。
気象庁・長谷川直之長官「多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。(Q.もしシステム障害の最中に先日のような震度6強の地震が起きていたら?)どうなっていたかを考えると、非常に…背筋が寒くなります」
障害が起きている間、被害を伴う地震や噴火は起きませんでしたが、気象庁は体制を強化し再発防止に努めるとしています。