気象庁“線状降水帯”注意呼びかけ
気象庁は、発達した雨雲が連なる「線状降水帯」が発生した場合には、急激に状況が悪化する恐れがあるとして、最新の避難情報などに十分注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、異例の早さで「梅雨入り」が発表されている九州から東海では、21日にかけて、ところによって平年の1か月分の大雨が降る恐れがあるということです。
また気象庁は、過去に、発達した積乱雲が連なる「線状降水帯」によって、大規模な土砂災害が起きた時と気圧配置が似ていると説明しています。
その上で、もし「線状降水帯」が発生した場合には、土砂災害や川の氾濫の危険度が急激に高まるとして、自治体が出す避難情報などに十分注意するよう呼びかけています。