大雨の避難情報、20日から名前が変更
大雨の際に出される避難情報の名前が、20日から変更されます。
国が2019年から導入した5段階の大雨警戒レベルについて、命の危険を示すレベル5の情報を「災害発生情報」から住民の行動を指し示す「緊急安全確保」に、また、避難するタイミングのレベル4は、「避難勧告」「避難指示」と2つの情報があったものが、「避難指示」に一本化されます。
さらに、移動に時間がかかる高齢者らが避難するタイミングのレベル3では、これまでの「避難準備・高齢者等避難開始」から、「高齢者等避難」と短縮化されます。
この新しい避難情報は、20日の午前0時から運用が始まりました。国は、レベル5の段階ではすでに安全な避難が難しいとして、レベル4の「避難指示」が出された段階で、危険な場所にいる人はただちに避難するよう求めています。