ホンダ“自動運転レベル3”世界初の発売へ
自動車メーカーのホンダからドライバーの代わりにシステムが主体となって運転する自動運転「レベル3」の機能を搭載したクルマが国内向けに世界で初めて発売されます。
ホンダが5日から発売するクルマ、新型「レジェンド」には、市販車として世界で初めて「レベル3」の機能が搭載されています。
自動運転のレベルには5段階あり、現在、市販されている「レベル2」までのクルマは、ドライバーの運転をサポートする運転支援機能の搭載にとどまっていますが「レベル3」ではシステムがドライバーに代わって運転操作を行います。
高速道路での渋滞時に、一定の車間距離を保ちながら自動的に前方のクルマを追尾し、その間、ドライバーはモニターで動画の視聴などをすることができます。
ただし、システムが運転の主体となっても運転の責任はドライバーにあるとして、緊急時にはすぐに運転に復帰できるような態勢をとる必要があります。
新型「レジェンド」は5日から100台限定でリース販売の形式で発売され、価格は1100万円からとなっています。