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「自動運転バス」デモ公開 選手村で運行へ

2020年12月22日 15:00
「自動運転バス」デモ公開 選手村で運行へ

東京五輪の選手村を走る予定の「自動運転バス」を運行司令室から管理するデモンストレーションが公開されました。

トヨタ自動車が開発中の自動運転バス「e-Palette」は、自動運転の5段階のレベルで上から2番目の「レベル4」で特定のエリア内では運転手が不要になります。決められたルートを自動的に走行して、停留所が近づくと幅寄せして止まります。

また、歩行者が横断歩道を渡ろうとしている時には、バスが人を認識して自動で一時停止します。さらに、別のバスがルートを横切る場合には一旦止まって道を譲ります。

コントロールセンターではバスが走っている位置を追跡し、停留所で待つ人数にあわせてバスの台数を増減させたり、運転間隔を調整したりして全体の運行を管理しています。

トヨタ自動車は2020年代前半に複数の場所で自動運転バスの商用化を目指すとしています。