自動運転車“配車”実験…呼び出しはスマホ
日産自動車とNTTドコモが、自動運転の車をスマホで呼び出すサービスの実証実験を始めます。
この実験は今月21日から横浜のみなとみらいエリアで行われます。
客はスマホの専用アプリで乗る場所と降りる場所をエリア内の23か所から選び、時間や人数を入力すると、自動運転の車がやってきます。他人が乗ってしまうことがないよう、ドアは4桁の数字をスマホで打ち込まないと開かない仕組みになっています。
トラブルがあったときに対応するドライバーは運転席に座りますが、ハンドルに手を添えるだけです。車がカメラやレーダーを使い、周囲を判断して走行します。
日産とドコモは一般の200人を対象に10月末までこの実験を行い、客が安心・安全を感じられるかや、このサービスに見合う金額などのアンケートをとって、本格的な商用化を目指します。