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新幹線“自動運転”実験 運転士不足背景に

2021年11月17日 12:05
新幹線“自動運転”実験 運転士不足背景に

JR東日本は17日未明、新幹線の自動運転の実験を公開しました。

17日未明に公開された自動運転の実験では「自動列車運転装置」によって自動で加速、減速ができるか、さらに決められた位置に停車できるか、などが検証されていました。運転士も乗ってはいますが、ハンドル操作はしていません。

JR東日本は先月末から上越新幹線の一部区間で回送列車を使って自動運転の試験走行を実施していますが、背景には運転士不足があります。

自動運転の実現によって将来的には、これまで運転を担っていた人材を輸送サービス向上のための企画部門などに回していきたいということです。

JR東日本では今後、列車単体の自動運転だけでなく前後の列車などと連携しながら、遅延などが出た場合に自動で時間調整ができるように装置の改良をさらに進めるとしています。

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